大東文化大学主催
社会地質学会・日本情報地質学会・地質情報整備活用機構共催(依頼中)


科学研究費補助金ワークショップ
「ガバナンスを支える技術の実際」


2016年8月6日(土)11:00〜16:30

AP西新宿5階A会議室

 


大東文化大学が研究代表者を務める科研費基盤(C)「市場経済移行国における鉱物資源開発のガバナンスに関する研究」では鉱物資源開発とガバナンスについて検討を積み重ねてきた。議論が深まる中で、ガパメントとガバナンスの対比からは出て来ない観点について問題提起があり、「先端技術がガバナンスに及ぼす影響」と「ガバナンスの科学的検証」の2点が、今後の課題となった。上記研究の最終年度である本年は、これまでの研究成果を総括した上で、ガバナンスを支える先端技術に関するワークショップを企画した。

これを受けて、ガバナンスを支える先端技術の実務を経験できるワークショップを企画した。

先端技術の実例としては、この10年で、劇的に進歩したリモートセンシングおよびGISを取り上げる。画像の解像度が向上し、同時に、安価な装置でダウンロード、解析することが可能になってきたこれらの技術は、困難を極めた発展途上国辺境の環境監視に、一役買うことが期待されている。おそらく、政府側にも市民側にも、等しく浸透してゆくユーザーフレンドリーなツールとなるであろう。

本ワークショップでは、まず、科研費研究の進捗状況を報告し、次に、社会地質学会、日本情報地質学会および地質情報整備活用機構の協力を得て、ガバナンスを支える新技術である衛星画像処理とGISについて実習を行ない、上記研究プロジェクトへの応用について議論したい。


プログラム
2016年8月6日(土)11:00〜16:30
11:00〜11:15
科研費「市場経済移行国における鉱物資源開発のガバナンスに関する研究」が目指すもの
中野亜里

11:15〜12:00
研究の進捗状況中野亜里、小高泰、村尾智

12:00〜13:15
休憩・昼食

13:15〜16:30 (CPD付与プログラム)
衛星画像・GISとガバナンスヘの寄与(実習含む)
古宇田亮一

16:30〜16:45
質疑応答

参加費無料,実習資料代3,000円(USB媒体)
※午後の実習参加者は,PCをご持参下さい.原則Windowsで行います.
※CPD単位 「3.5」:「衛星画像・GISとガバナンスヘの寄与」参加者に付与可能。
(CPDは共催団体である日本情報地質学会による証明書を当日発行)

問い合わせ先は
社会地質学会 office@jspmug.org