会告 『冊子体印刷物の電子化配布への変更について』

日本情報地質学会会長古宇田亮一

 

 『情報地質』の全記事を電子化して,冊子体の正会員・学生会員への配布を止めることについては,一昨年の「情報地質』(vol.27, no.3)に会告を出し,既に実施されております.ただし,賛助会員.職読会員,書店等購入者,納付・寄贈先および追加料金を支払った正会員・学生会員(以下,賛助会員等と表記)へは例外的に冊子体の配布を継続してきました.
 今年度総会で決定した今回の変更は,冊子体印刷物の作成を今年度(2019年3月末)限りとし,来年度からは前述の賛助会員等へは年度末に『情報地質』1巻分を収めたCDを配布するものです.最終号が年始になることから, 2月の配布を想定しております.正会員・学生会員については(追加料金を支払っている会員を除き)すでに冊子体の配布はしておりませんので,今回の変更はありません.
 具体的には,今年度(2018.4.1.〜2019.3.31.)について,賛助会員等は冊子体の配布を前提として会費を御支払いいただいておりますので,今年度発行する最後の号である『情報地質』vol.30,no.1 (2019年3月25日付け発行)までは冊子体印刷物を作成して賛助会員等に配布します.
 来年度からは,今回の変更により,年度末に1巻分を収納したCDを配布します.つまり,来年度(2019.4.1〜2020.3.31.)の場合は,2020年2月にvol.30,nos.1〜4の4冊分の全記事を収納したCDを配布します.受入機関での検品に対応できるよう,CDは『情報地質jのラベルを貼付し,ケースに入れて配布します.これにより,書店経由の購入希望者にも対応でき,冊子体では困難だった会誌内容の電子検索が可能になります.なお,賛助会員等を含めたすべての会員は,会員である期間中に公開されている最新号を含めてすべてのJ-STAGE版の『情報地質』を閲覧できます.最新号を閲覧するためのIDとパスワードは年度毎に更新され,毎巻第2号の公開日(6月25日)の頃に通知します.新入会員には,入会承認時に通知します.以上,総会決定により会誌配布形式が変更されますので,宜しくご了承下さい.また,質問等があれば,学会事務局(http://www.jsgi.org/参照)にご連絡下さい.

 

『情報地質』 第29巻第3号 掲載