2004年度の技術講習会
2004/05/27
日本情報地質学会では,地質情報処理技術の普及・向上を目指した技術講習会を開催しています.非会員の方でも参加できます。
現在は主に,『地質情報技術研修プログラム』にもとづいて技術講習会を開催しております。他に、「GIS」の技術講習会も随時開催しております。
技術講習会のテーマ希望がありましたら,募集しております。「このようなテーマの講習会があったらぜひ参加したい」など,ご意見をお待ちしています。
詳しくは事務局へお問い合わせください。
これらの講習会は全てCPD(継続能力開発)の対象となっています.
これまでに開催した講習会で再度開催希望のものがありましたら,
メールにてお気軽にリクエストください。 行事委員会にて検討いたします。
地形図からDEMを作る方法―STRIPE法―
2004年 6月23日(水) 10:00〜17:00 大阪市立大学 学術情報総合センター10F会議室 後援:社団法人 全国地質調査業協会連合会
DEM(デジタル標高モデル)は,数値地形解析やコンピュータ上に地形を3次元表示するための基本的なツールです.国土の基本情報として国土地理院により解像度が約50mのDEMが全国的に整備されましたが,土木設計や環境アセスメントなどの用途に,より詳細な解像度のDEMが必要となることがあります. STRIPE法は,地形図から高い標高再現精度をもつDEMを作製するために開発された方法です.STRIPE法ではスキャナーで読み込んだラスターファイル化された地形図をもとに一連の計算処理を行ってDEMを作成します.パソコンやスキャナーがあれば十分で,その他には特別な機器を使用しません.誰でも迅速にDEMが作成できる簡便な方法です. 講習会では,午前中にSTRIPE法の原理と方法を説明し,午後には実際に地形図からDEMを作成するまでの一連の作業をテストデータを用いて実習します.受講希望者はWindows(95以上)が導入されたパソコン(ノートパソコン)を持参してください.DEM作成に必要なソフトウェアと実習用データは受講者にCD-ROMで配布します.実習では各自のパソコンにSTRIPE法の作業に必要なソフトウェアをインストールするところからはじめます.
講師:能美洋介(岡山理科大学) 募集定員:40名 参加費:会員10,000円,学生4,000円,非会員15,000円 (会員:日本情報地質学会,全地連) 参加条件:Microsoft Windows95以上のOS(95, 98,Me,2000,Xp)が導入されているノートパソコンをご持参いただける方を対象といたします.実習用データやソフトウェアをインストールするため,CD-ROMが利用できるパソコンをご用意ください.2000/Xp Proの場合、管理者権限を必要としますのでご注意ください. CPDH:7
メールで申し込まれる方は参加申し込み記入事項と同内容を,事務局アドレスまでお送りください。
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案内文書(Faxで申し込まれる方は、この文書を印刷して、申込書としてご利用ください) seminar2004_1.doc 約31kb |
参加申込 受講者の皆様には後日、場所の案内や振込み方法などをご案内申し上げます。 |