GEOINFORUM-2009
第20回 日本情報地質学会 総会・講演会 報告
2009年6月25日(木)〜26日(金)
後援 :全国地質調査業協会連合会
日本地質学会情報地質専門部会
奨励賞
受 賞 者: 安井啓太朗 氏 (25日講演) 発表題目:光学センサと偏波SARの衛星データ併用による地表物質推定精度の向上
奨励賞は講演終了後、評議員の投票によって決定いたしました。受賞者は筆頭著者(口頭発表者)となります。 |
所 在 地:沖縄県那覇市久米2丁目15番23号 参 加 費:3,000円(学生1,000円) 講演要旨費:情報地質20巻2号を各自持参(非会員2,000円) 懇親会会費:4,000円(学生2,000円) (学会・懇親会の参加登録・参加費は当日会場にて) |
6月25日 (木) 9:30〜 [ 一 般 講 演 ] 【 データベース 】 露頭データベースの設計について −Visual Basic 2008への移植と地図を使用した入出力機能の追加− 河西秀夫(山梨学院大) 地磁気データベースを活用したトレンドの特異変化の検出 石川有三(気象庁地磁気観測所) 地盤物性情報整備の一環としてのPS検層データの収集と解析 稲崎富士((独)土木研究所)・江藤稚佳子(朝日航洋(株)) 北海道における道路斜面災害事例の分析と崩壊履歴調書の検討 日外勝仁・伊東佳彦((独)土木研究所)
【 標準・管理 】 国際標準は情報地質学に必要か?−産総研地質情報統合化推進室における具体的検討例 伏島祐一郎((独)産業技術総合研究所) 野外地質データへのセマンティック・ウェブ技術の活用−データのRDF化とGoogle Earthでの利用− 西岡芳晴((独)産業技術総合研究所) 基本法制確立に基づく地球情報公開WEBデータベースの進歩 古宇田亮一((独)産業技術総合研究所)
【 解析手法・応用 】 双3次B-スプライン曲面にもとづく地層境界線の探索 野々垣進((独)産業技術総合研究所)・升本眞二・塩野清治(大阪市立大) ベトナム・ハノイにおける地形・地質情報の活用 米澤 剛(京都大)・野々垣進((独)産業技術総合研究所)・柴山 守(京都大)・ベンカテッシュ ラガワン・升本眞二(大阪市立大)
13:00〜 [ 一 般 講 演 ] 【 解析手法・応用 】 九州地域の地下水の水位・温度分布に関する空間モデリング 多田隈直幸・小池克明(熊本大) ヴァリオグラムの変化で示唆される降雨パターンの変化 正路徹也(東京大,博物館) X線CTデータを用いた砕屑性砂岩の空隙率評価について 高橋 学・漆松雪彦((独)産業技術総合研究所)・加藤昌治(北海道大) 亀裂分布と透水性のマルチスケールモデリングに関する一試案 小池克明(熊本大)・劉 春学(雲南財貿学院資源)・アラー マスウド(タンタ大)・天野健治・栗原 新((独)日本原子力研究開発機構)
【 リモートセンシング 】 Investigation of urban expansion in Can Tho City, Vietnam, using multi-temporal satellite images Pham Thi Mai Thy and Venkatesh Raghavan (大阪市立大) 光学センサと偏波SARの衛星データ併用による地表物質推定精度の向上 安井啓太朗・小池克明・伊藤重剛(熊本大) Advanced methods for auto-detection and analysis of linear features from 2D digital data Alaa Masoud(タンタ大) and Katsuaki Koike(熊本大)
15:00〜 [ 特 別 講 演 ] 『沖縄の地域特性と国際性−西洋の文献に表れた琉球像を中心に−』 森田 孟進 氏(前琉球大学長)
16:10〜 [ 記 念 講 演 ] 『学会20年の歩み 』 西脇 二一 会長
16:30〜 [ 日本情報地質学会 総会 ]
17:10〜 [ 懇 親 会 ] 沖縄県青年会館1階会議室
6月26日 (金) 9:15〜 [ 一 般 講 演 ] 【 地質モデリング 】 Web-GISを用いた3次元地質モデル構築システム 升本眞二(大阪市立大)・野々垣進・サラウット ニンサワット((独)産業技術総合研究所)・岩村里美(JR東日本コンサルタンツ(株))・櫻井健一・生賀大之・ベンカテッシュ ラガワン・塩野清治(大阪市立大) 地層の接触面の性質を活用した地質構造の論理モデル構築アルゴリズム 岩村里美(JR東日本コンサルタンツ(株))・升本眞二・塩野清治(大阪市立大) ボーリングデータを用いた大阪平野西部表層部のWeb-GISによる3次元地質モデリング 生賀大之・升本眞二・櫻井健一(大阪市立大)・野々垣進・サラウット ニンサワット((独)産業技術総合研究所)・岩村里美(JR東日本コンサルタンツ(株))・三田村宗樹・塩野清治(大阪市立大) 国土地盤情報検索サイト(KuniJiban)の公開地盤情報を活用した河川地質縦断面図の作成−小貝川を例として− 豊田 守(ジーエスアイ(株))・稲崎富士・倉橋稔幸((独)土木研究所)
【 数理・論理 】 地質構造の論理モデルを表現する2分木の書き方と読み方 塩野清治(大阪市立大)・山根裕之(伊藤忠テクノソリューションズ(株)) 図式表現を用いたGEORAMAでの空間構造の表現 山根裕之(伊藤忠テクノソリューションズ(株))・塩野清治(大阪市立大) 順序を保存する関数−生層序区分を定める数学概念の提案− 山口久美子(近畿職業能力開発大)・塩野清治(大阪市立大)
11:00〜 [ ポ ス タ ー ] 日本シームレス地質図の詳細化への歩み 井川敏恵・脇田浩二((独)産業技術総合研究所) 沿岸域メタデータ・ダウンロードシステム 雨宮由美・植木俊明((株)海洋先端技術研究所)・古宇田亮一((独)産業技術総合研究所)
13:00〜 [ 一 般 講 演 ] 【 物理探査・装置開発 】 塩淡境界面高精度抽出のためのイオン電極電気探査 麻植久史・御園生敏治・松隈勇太(熊本大)
【 画像処理 】 X線CT画像を用いた地盤材料の空隙率の変化の抽出 加藤昌治・小林優矢・川ア 了・金子勝比古(北海道大) DEM から地質情報を得るための検討−その1 傾斜量図− 井上 誠((有)地球情報・技術研究所) デジタル写真測量を用いたアンモナイト化石の三次元映像化の試み 藤井幸泰・堀 伸三郎((財)深田地質研究所)
【 GIS・Web-GIS 】 Technological trends in GIS - Foresight study on Web GIS 2.0 and beyond Daniele M. Nascimento and Venkatesh Raghavan (大阪市立大) GISによる石炭地質データベースと解析ツールの開発 柏瀬陽一(鉱山エンジニアリング(株))・津嶋有伸((株)ダイナックス高松)・山嵜謙一(鉱山エンジニアリング(株)) ため池等決壊による洪水解析における地形情報の精度について 谷 茂((独)農研機構農村工学研究所) Webアルバムを用いた災害時の情報共有 大浦宏照(HRS(株))・山田 司((株)ドーコン) 崩土到達範囲のポテンシャルマップ作成について 福田徹也((株)ニュージェック)・佐々木靖人・矢島良紀・浅井健一((独)土木研究所)・塩見哲也((株)ニュージェック) 公開されている地質情報を利用した地盤震動特性の推定例 中田文雄・安藤 潤(川崎地質(株)) オープンスタンダードを用いた地質情報Web公開システムの開発 根本達也・木村克己((独)産業技術総合研究所)
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update: 20090713