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最新刊行物

『情報地質』 第29巻(2018) 第4号


第4号 目次

短 報

地震観測点が少ない時代の震源決定の問題 ─ 1936 年慶尚南道智異山(Chirisan)地震を例にして ─……石川 有三

講 座

QGIS による GIS と衛星画像解析(第 3 回 基本的機能編 その 2)……古宇田 亮一

研究紹介

地球深部探査船「ちきゅう」のラボ紹介……木戸 ゆかり

Introduction of Geoinformatic researches at Sichuan University, Chengdu, Sichuan Province(China)……Bingwei Tian

ニュース

Short Report on Attending the 19th Annual Conference IAMG 201……Vitor Ribeiro de Sá

24th Electromagnetic Induction Workshop(EMIW 2018)への参加報告……佐藤 真也

Second Announcement & Call for Papers ISR19

学会記事

2018 年度情報地質学会シンポジウム「3次元地質図作成技術」報告……古宇田 亮一

2018 年度第 2 回評議員会報告……坂本 正徳

「情報地質」 第29 巻総目次

『情報地質』原稿整理カード

保 証 書

入会申込書


編集後記

 

 29巻の最後を飾る今号は,短報と講座1編ずつ,研究紹介2編などでお届けします.国内・国外の情報地質学に関する1件ずつの研究紹介は今号で4回目になりますが,今後も企画として続けていく予定です.情報地質学の水平展開や他分野との融合発展などを共有できることを願っています.短報は,地震観測点が少ない時代での震源決定というユニークな問題に取り組まれ,複数の情報の統合化が必要であることが論じられています.QGIS利用の講座は3回目になりますが,衛星画像から有用な地質情報を抽出するのに大いに活用されて下さい.
 「ちきゅう」の紹介にありました海底は,熱水鉱床,マンガン団塊,メタンハイドレートなど資源のフロンティアであるとともに,火山活動や地震発生など地殻変動が活発な場所でもあり,地質構造,化学組成,物性などの高精度なモデリングが不可欠です.よって,情報地質が貢献できる新たな分野の一つと思われます.また,海外研究機関として紹介された四川大学は中国でトップクラスの大学です.この5月に成都市で四川大地震発生10周年の大きなシンポジウムがあり,この機会に四川大学を訪問しました.執筆いただきました著者らのグループは防災,減災,迅速な救護活動を目指しています.複数の種類の衛星画像を駆使して危険度の高いところを見つけ出す,という情報地質学的アプローチに加えて,要請があれば世界のどこにでも一日以内(例外はあるとは思いますが)で救護に行けるという先端的なシステムを構築していることが大変興味深かったです.ニュースではIAMGや電磁気誘導関係の学会で若手が活躍している様子をお伝えしました.
 さて,投稿原稿が少ないことが理由のすべてではないのですが,受付から受理までの期間が短い状況が続いており,原稿によっては一週間以内というケースもあります.これほど短いと本当に査読しているのか?という疑問は当然湧きます.これまで査読はしっかりしていますし,今後も変わりません.上記の期間は,どれほど迅速に査読いただけるか,に大きく依存します.多大なご協力のもとでの迅速な査読に加えて,著者も迅速に原稿を修正されていることが,この短期間に繋がっています.これからも迅速な査読を続けますので,毎回の決まり台詞になっていますが,投稿をお待ちしています.

2018年11月28日 小池 克明(京都大学工学研究科)


 

 

 「情報地質」オンライン版のご案内

オンライン用ISSN: ISSN 1347-541X

掲載場所::  J-STAGE(下記URLをクリック)

日本情報地質学会 会誌「情報地質」(from 1990)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics/-char/ja

 

★最新号に限り、学会員のみ閲覧可能です。

 

 

情報地質研究会 会誌「情報地質」(1975-1989)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics1975/-char/ja

 

 


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