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最新刊行物

『情報地質』 第35巻(2024) 第1号


第1号 目次

論説

地質構造の論理モデルから導かれる地層の3次元形状−数学的アプローチ−……塩野 清治

学会記事

日本情報地質学会 学会名称変更の議決に向けて……小池 克明

2023年度第2回評議員会報告……総務委員会

ニュース

GIS-IDEAS2023 参加報告……櫻井 健一・米澤 剛

 

編集規約および関連規定

『情報地質』原稿整理カード

保 証 書

入会申込書

 


編集後記

 今年は元日に世間を大きく揺るがす能登半島地震が発生し,その支援に行く航空機の空港事故が続き,慌ただしい年明けとなりました.地球科学のあり方を根本から問うているように思われます.本号には,学会名称変更のその後の動きについての学会長メッセージが掲載されています.学会名称に相応しい学会誌名称についても新たに検討し,新しい名称の決定に向けて議論を深めたいと思います.
第35巻1号は,2023年度功績賞を受賞された塩野先生より「地質構造の論理モデルから導かれる地層の3次元形状−数学的アプローチ−」の論説,ニュース記事「GIS-IDEAS 2023 参加報告」,学会記事2編「2023年度第2回評議員会報告」および小池会長からの「日本情報地質学会 学会名称変更の議決に向けて」を掲載しています.塩野先生の論説では,功績賞受賞の記念講演の中でも特に地層の3次元形状の数学的表現にフォーカスされた内容です.筆者の長年の論理モデルが美しい数式に昇華されています.今後の課題も示されていて,まだまだ論理地質学は本学会のメインテーマの一つであると実感しました.大阪公立大学の櫻井会員より報告された,11月にハノイで開催された国際シンポジウムGIS-IDEAS 2023 は,新型コロナの影響を受けて5年ぶりの対面開催となり,さらにフィールド調査も含んだ充実した会であったことが窺われます.そして小池会長からは,昨年来から本学会の将来を左右する学会名称変更に関する記事です.1997年ごろから明らかに右肩下がりに会員数が減っており,この加速をいかに喰い止め,新たな人材を確保していくか,重要な岐路に立っています.
2024年2月15日 木戸 ゆかり
(海洋研究開発機構)


 

 

 「情報地質」オンライン版のご案内

オンライン用ISSN: ISSN 1347-541X

掲載場所::  J-STAGE(下記URLをクリック)

日本情報地質学会 会誌「情報地質」(from 1990)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics/-char/ja

 

★最新号に限り、学会員のみ閲覧可能です。

 

 

情報地質研究会 会誌「情報地質」(1975-1989)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics1975/-char/ja

 

 


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