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最新刊行物

『情報地質』 第29巻(2018) 第1号


第1号 目次

論説

スマートマイニングのための Wi-Fi アドホックによる地下坑内通信技術……池田 啓・川村 洋平・トンゴル ゼドリック・伊藤 豊・ジャン ヒョンドゥ

 

技術ノート

地球深部探査船「ちきゅう」の物理探査・地質データの活用と今後の期待……木戸ゆかり・杉原 孝充・真田 佳典

 

研究紹介

Introduction of Geoinformatic researches in University of São Paulo (Brazil)……Vitor Ribeiro de Sá

京都大学工学研究科地殻環境工学研究室での情報地質関連研究……小池 克明

 

ニュース

Society5.0 と地質調査・資源探査……古宇田 亮一

 

学会記事

日本情報地質学会・地質情報整備活用機構 共催シンポジウム 2017 の開催報告…… 坂本 正徳

2017 年度第 2 回評議員会報告…… 総務委員会

GEOINFORUM-2018 開催のお知らせ……GEOINFORUM-2018 実行委員会

 

訃報

河西秀夫先生(1951−2017)……塩野 清治

 

『情報地質』編集規約および関連規定

「情報地質」原稿整理カード

保証書

入会申込書


編集後記

 

 

 私の学生時には研究室に置かれたPC-9801シリーズが輝きを放つようであり,それを使いこなせることが憧れの目で見られていました。学会発表会の講演要旨にワープロと手書きが混じっていた当時,地質データをコンピュータで処理し,結果を画像化することは大変なスキルのように思われ,FORTRANやBASICなどでいかにプログラム化できるか,に多くが熱中していた頃でもありました。卒業研究に取り組み始め,苦労して作ったプログラムが走り,結果が画面に表示されたときの感動を今でもよく覚えています。当学会が誕生した1990年も地質情報処理の黎明期に当たり,創立記念講演会は高い関心に包まれていました。「情報」という言葉に時代の先端が感じられたものです。それから28年経ちました今では,GISに代表されるように地質情報のデジタル化,コンピュータ処理,グラフィック化等が普通になっているので,情報地質の学問としてのアイデンティティー,独自性を見出しにくくなっているかも知れません。ただこのような成熟期にこそ,新しい視点をもったブレイクスルーが生まれることも期待できます。「情報地質学とは何か?」 これを再確認,あるいは新たな定義を創るためにも,日本を含め,世界各国で取り組まれている情報地質関連の研究を知ることは有意義と思われます。このような意図で,今号より「研究紹介」を新設しました。これまでの流れを引き継いで発展しながらも,新たな情報地質学の創出に向けて役立ちますことを願っています。
 今号には,この創出に貢献され得る3本の投稿をいただきました。論説のスマートマイニング,技術ノートの海底深部掘削情報は情報地質の新しいトピックスであり,ニュースで紹介されたSociety5.0ではAI等により地質・資源情報の高次解析と情報抽出が一層発展できそうです。一方,地質学にグラフ理論を導入され,情報地質学の新たな研究領域を築かれました河西秀夫先生のご逝去は大変残念でなりません。衷心よりご冥福をお祈りいたします。
 奈良大学でのGEOINFORUM-2018が近づいて来ました。今回より講演要旨は2ページまでとなりますので,それを超えそうな場合には,ぜひ短報,研究・技術ノート,あるいは論説にまとめられ,情報地質に投稿のほどお願い申し上げます。

2018年2月21日 小池 克明(京都大学工学研究科)


 

 

 「情報地質」オンライン版のご案内

オンライン用ISSN: ISSN 1347-541X

掲載場所::  J-STAGE(下記URLをクリック)

日本情報地質学会 会誌「情報地質」(from 1990)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics/-char/ja

 

★最新号に限り、学会員のみ閲覧可能です。

 

 

情報地質研究会 会誌「情報地質」(1975-1989)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics1975/-char/ja

 

 


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