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最新刊行物

『情報地質』 第32巻(2021) 第3号


第3号 目次

2021年度日本情報地質学会功績賞報告……小池克明

特別寄稿 

情報地質学会に期待する……岩松 暉

研究ノート

航空レーザ計測結果と衛星画像による地形データおよびオルソ画像の比較……梶山敦司・矢島良紀・浅井健一

火山地域に分布する活構造周辺における地形分析 −2008年岩手・宮城内陸地震震源域の傾斜・起伏量・ストリームパワー指数……川畑大作・木村治夫・青柳恭平

学会記事

2021年度第1回評議員会報告……総務委員会

日本情報地質学会第32回総会・講演会(GEOINFORUM-2021) 報告……総務委員会

2021年度日本情報地質学会論文賞・奨励賞

訃報

Professor Takashi FUJITA……Venkatesh RAGHAVAN and Tatsuya NEMOTO

 

原稿整理カード

保証書

入会申込書

 


編集後記

 

 

新型コロナ感染症拡大が時間とともに終息することを期待しながら迎えた2度目の夏は,猛暑に豪雨.しかし学術の進みは歩を緩めません.本学会初の功績賞を受賞された岩松暉先生の6月のGEOINFORUM-2021での特別講演が素晴らしく,どうしても記事に残したい,とお願いしたところ,今回の特別寄稿「日本情報地質学会に期待する」実現の運びとなりました.学会の発展に向けての方向性をお示しくださり,励みとなる応援メッセージ性の高いものとして,全ての学会員そして学生の皆さんにお読みいただきたいハイライトです.ハイライトといえば,論文賞・奨励賞の受賞者の声が掲載されています.論文賞には,過去3ヶ年の投稿論文の中から菊地輝行氏らによる「航空レーザ計測データを用いた地すべり・崩壊斜面における地形判読と地形変状規模の定量化」が大差で選ばれました.高精度のDEMは正確な地形評価基準の一つとなりうることを示しています.そして奨励賞にもスポットライトが当てられています.6月のGEOINFORUM-2021もオンライン開催でしたが,21件もの投稿数が集まりました.どれも意欲的な研究成果の結集であり,拮抗していましたが,評議員全員の投票にて上位2件に奨励賞が授与されました.高井静霞氏らの「地下水流動を考慮した地球統計学的手法による汚染物質濃度分布の推定」と松浦優介氏らの「波長走査型X線回折法による薄片資料の結晶構造精密化の可能性」です.是非若い皆さん,目標にしてください.本号では,2篇の研究ノートとして,梶山敦司氏らによる「航空レーザ計測結果と衛星画像による地形データおよびオルソ画像の比較」,川畑大作氏らによる「火山地域に分布する活構造周辺における地形分析」の記事をお届けします.線状降水帯による土砂災害が後を絶たない昨今では,こうした地形判読の重要性がますます高まることと考えられます.災害調査でお忙しい中,著者の皆さんには迅速な校正に協力いただきました.Venkatesh Raghavan先生からは藤田崇先生の追悼文が寄せられました.30年を越えた本学会の歩みは長年ご尽力された方々によって築かれた礎であり,新たな解析手法や分野融合型の新研究は先人の土台の上に構築されていくのだと感じています.学会誌『情報地質』は,そうした歩みの軌跡を残している貴重な資料なのです.今後も皆様からの意欲的な研究成果をお待ちしております.

2021年8月25日 木戸 ゆかり
(海洋研究開発機構)


 

 

 「情報地質」オンライン版のご案内

オンライン用ISSN: ISSN 1347-541X

掲載場所::  J-STAGE(下記URLをクリック)

日本情報地質学会 会誌「情報地質」(from 1990)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics/-char/ja

 

★最新号に限り、学会員のみ閲覧可能です。

 

 

情報地質研究会 会誌「情報地質」(1975-1989)

http://www.jstage.jst.go.jp/browse/geoinformatics1975/-char/ja

 

 


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